ナチス・ドイツがオーストリアを併合し、ドイツ領とする。この出来事は、第二次世界大戦の前兆の一つとなる。

背景: 第一次世界大戦後、ドイツとオーストリアの統合(アンシュルス)はヴェルサイユ条約とサン=ジェルマン条約によって禁じられていた。しかし、1930年代にナチス・ドイツの勢力が拡大すると、この制約が無視されるようになった。

事件: 1938年3月12日、ドイツ軍がオーストリアに侵攻。翌3月13日、ナチスの圧力を受けて、オーストリア政府は正式にドイツとの統合を発表した。

影響: この併合によってオーストリアはナチス・ドイツの一部となり、「大ドイツ国」の形成が進んだ。アンシュルスは、ヒトラーの侵略政策の第一歩と見なされ、翌年の第二次世界大戦勃発への道を開いた。