アメリカ・テネシー州で、公立学校における進化論の教授を禁じる「バトラー法」が成立。これが後の「スコープス裁判」の発端となる。
背景: 20世紀初頭のアメリカでは、宗教的な影響が強く、公立学校でのダーウィンの進化論教育が問題視されていた。特に南部の州では、キリスト教の創造論が広く信じられており、進化論を「神の教えに反するもの」と考える人が多かった。
事件: 1925年3月13日、アメリカ・テネシー州で「バトラー法(Butler Act)」が成立。この法律は、公立学校で人類の進化を教えることを禁止するものだった。
影響: 同年、この法律に違反した教師ジョン・スコープスが起訴され、裁判が行われた(「スコープス裁判」または「モンキー裁判」)。裁判は全米で注目を集め、科学と宗教の対立を象徴する出来事となった。最終的にスコープスは有罪となったが、後にこの法律は廃止された。