概要
第二次世界大戦における独ソ戦の決定的な転換点となった戦いが終結した日。ドイツ軍第6軍のフリードリヒ・パウルス元帥が率いる部隊がソビエト連邦軍に降伏し、枢軸国側の敗北が決定的となった。この戦いは史上最大の市街戦とも称され、双方合わせて200万人近い死傷者を出した。
背景
- 1942年夏、ドイツ軍はソ連南部の資源地帯(カフカス油田)の確保を目指して「ブラウ作戦」を開始し、ヴォルガ川西岸の要衝スターリングラードの攻略を図った。
- スターリンはこの都市を「ソビエトの象徴」として死守を命令し、市街地での激しい戦闘により戦局は泥沼化した。
何が起きたか
- 1942年11月、ソ連軍による反攻作戦「ウラヌス作戦」が開始され、ドイツ第6軍約30万人が包囲された。
- 冬季の厳しい寒さと補給不足によりドイツ軍は消耗し、戦闘能力を喪失していった。
- 1943年1月31日、パウルス元帥が降伏し、2月2日には北部の残存部隊も投降して戦闘が完全に終結した。
影響
- ドイツ軍は東部戦線での主導権を失い、これ以降、敗退を重ねることとなった。
- 枢軸国側の士気が低下する一方、連合国側の勝利への確信が強まり、第二次世界大戦の行方を決定づけた。
- 都市は壊滅的な被害を受けたが、戦後「英雄都市」の称号を与えられた。