概要

02月07日(2017年)、スウェーデンの医師・公衆衛生学者であるハンス・ロスリングが膵臓癌のためウプサラで死去した(享年68歳)。彼はデータを視覚化して世界の真実を伝える活動で知られていた。

背景

  • ロスリングはカロリンスカ研究所の教授を務め、ギャップマインダー財団を設立して、公共統計の理解促進に尽力していた。
  • TEDカンファレンスでの講演などを通じて、人々が持つ「世界は悪くなっている」という思い込みをデータで覆し、世界的な注目を集めていた。

何が起きたか

  • 1年前に膵臓癌と診断され、闘病の末に死去した。
  • 死去の時点では、彼の集大成となる著書『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』を執筆中だった。

影響

  • 『FACTFULNESS』の出版: 死後、息子夫婦の協力により2018年に出版され、世界的なベストセラーとなった。
  • データ・リテラシーの向上: 彼の活動は、思い込みではなくデータに基づいて世界を正しく理解することの重要性を広く知らしめた。
  • 国際保健や開発経済の分野におけるデータ視覚化の手法(Trendalyzerなど)は、Googleなどにも採用され、標準的なツールとなっている。

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