概要
米国アラバマ州のヘイリービル(Haleyville)で、米国初の「911」緊急通報システムによる通報が行われた。これが現在の米国における緊急通報番号「911」の運用の始まりとされている。
背景
- 1960年代まで、米国には統一された緊急通報番号がなく、警察や消防ごとに異なる番号へかける必要があった。
- 1968年1月、AT&Tが「911」を全米共通の緊急通報用番号とすることを発表した。
- アラバマ電話会社(Alabama Telephone Company)が、AT&Tに対抗して自社のサービスエリアであるヘイリービルでいち早くシステムを構築しようとした。
何が起きたか
- 02月16日(1968年)、アラバマ州ヘイリービルの市庁舎から、アラバマ州下院議長のランキン・ファイト(Rankin Fite)が最初の通報を行った。
- この電話は警察署で待機していたトム・ベビル連邦下院議員(Tom Bevill)によって応答された。
- 通報に使われたのは、専用に設置された赤い電話機であった。
影響
- 「911」という統一番号の有効性が実証され、全米への普及が始まった。
- 迅速な緊急対応が可能となり、救命率の向上や犯罪対応の迅速化に貢献した。
- 911は米国の文化として定着し、映画やドラマなどでも頻繁に登場する象徴的な番号となった。