AIによってUIには新たなレイヤーが生まれる。それは例えば現状見ているものに対しての解説や要約、情報の付加だったり、それがデジタル情報なのであればその操作になると思う。そしてそのレイヤーを付加する技術、それが各プレイヤーが自分の主戦場のレイヤーだと思っているよりも一段上のOS的なレイヤーになると思う。例えばWebサイトならブラウザだし、アプリケーションならOSだし、OSならデバイス。といった様に、支配力を求めてAIファーストであるかどうかということが競争力となり、勢力図が変わる。ここで単にアプリケーションを量産したり、閉じたエコシステムや囲い込みを行おうとする企業からはユーザーは中長期では離れていく。これが現状の勢力図を大きく変えるであろうことは予想できる。
だってWebサイトを見るために、まずブラウザでAIで加工したいだろうし、アプリケーションを操作する為にOSでAIでそれを加工したいだろうし、スマホを含んだ現実を操作するためにスマートグラスでそれを加工するだろうし、そしてそこまでくれば現実を加工するAR技術の様な新たな領域がアプリケーションの主戦場になる。
そこは別にそれほど驚く様な世界である必要はない。ただ単に現実とデジタルの境目がなくなる様な形で新たなパラダイムが求められるだろうってことであり、どれもUI的には新たな透明なレイヤーを重ねる様な形になるだろうし、それこそ視覚だけでなくて、視聴覚の両方を使ってインプットしたり、操作する様な形で現実を拡張するだろうと思う。ある意味で全てのアプリケーションがそういった可能性を秘めてる中、そこに対応するのかどうかがかなりの違いを生むし、その意味では個人でも対応できる時代になっている。AI技術で開発の効率化は進む。
もはや知能ではない、これは新たな現実を構成するレイヤーが生まれたに等しい。その隙間があれば全てにそれは入ってくるだろうと思う。例えば現実の会議よりもWeb会議が選ばれる。なぜなら、そのデジタルのレイヤーによってAIを介在させて情報をそこで残しておけるから。ただし、ネットワークの向こう側の人とAIの違いはそれほど見えなくなり、単なる作業にお金を払うことはなくなるでしょう。それこそ、価値を生むレイヤーが変わるんだと思う。