o1の凄さ、既知の抽象概念やその意味に基づく未知の単語の積極的な生成かもしれない。
存在しない概念に対する命名の質が段違いになってる。
今まで僕が触った中で、未知の単語が出てきた時何度かあるけど、そのクオリティが全然違う。以下は僕なりのまとめ。
o1-preview以前
特徴: 連想ゲーム的なもので、ハルシネーションとも取れるような類推だった
具体例
プラスチサウルス: プラスチックアースに住むプラスチックで出来た恐竜
プラスティックシティ: プラスティックで出来た街。環境問題などに積極的に取り組んでいる
o1
特徴: 類推だけでなく、抽象概念に基づく意味の発明的な命名をしている
具体例
ねじれた多層的な時間観: ニーチェの「永劫回帰」やデリダの「差延(différance)」、宇宙論上のビッグバウンス仮説を踏まえた「単純な直線性や究極目的から切り離された、永劫的、差延的、かつ複層的なプロセス」としての時間。この言葉を織り込まれたという形容詞とともに使っている。線形の時間という概念が重なる様子を編み物的なメタファーで捉えている様に思う。
宇宙テクスト: 宇宙を終わりなき「意味創出の場」「解釈可能な生成のプロセス」として読む比喩的・哲学的概念。生成・差延・再解釈を繰り返す動的な世界理解を促す。デリダのいうテキストは、解釈によって繰り返し意味付けされるものであり、固定的な意味を持たないことが特徴。