「真っ白な紙に黒いペンでランダムに書き続ける」というアナロジーが結構面白くてずっと考えている。
真っ白な紙に黒いペンで書き込み続けることを考えると、最初は白い背景(後景)に対して前景として黒でドローイングしていることになり、ランダムに描いたとしてもそこに何らかの図形が見出せる様な状態がしばらく続くと思うけど、それをひたすら続けると、白と黒どちらが前景でどちらが後景なのかわからない雑多な状態になると思う。
それでもなお書き込みを続けると、しまいには黒が後景で白が前景となる様なところまでたどり着く様に思う。そうなると同じ黒の書き込みの動作をしていたはずが、もはや白の削除の様な動作に見えるだろうし、書き込みとはすなわち削除であり、それは認識のフレームやそれを生み出す周囲の状況に依存する概念だということがわかる。
このアナロジーで、脳と記憶、忘却の仕組みなんかを考えると面白いかもしれないと思っている。