概要:

第二次世界大戦中のアウシュヴィッツ強制収容所所長ルドルフ・ヘスとその家族を描いた映画。ホロコーストへの無関心というテーマを深く掘り下げる。

背景・制作経緯:

マーティン・エイミスの小説『The Zone of Interest』を基に製作され、約10年の制作期間を経て完成した。

内容:

収容所で行われる残虐行為を直接描かず、日常生活を通じて「悪への無関心」を描写。独特な映像表現と音響が特徴。

歴史的・文化的影響:

2023年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、世界的に高評価を得た。ホロコースト映画の新たな表現方法として議論を呼んだ。

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考えたこと

悪の凡庸さという概念があるが、その派生や関連概念としての悪への無関心についての作品だと僕は思った。また、効率化されて理想的なプロセスだとしても、目的が間違っていれば甚大な被害が出ること、普通の人間がそれに加担するための条件としての無関心を描いた作品だとも。News Dietを読んだを読んで、影響の輪について考えていたが、その影響の輪の外側において良いこととそうでないことというものは確かにある様に思うし、どの様にそこに対処すべきかを考えるべきだと感じた。ルドルフ・ヘスの良心の呵責が垣間見えるシーンと、ヘートヴィヒ・ヘスの利己的な醜悪さが印象的だった。